自動排泄処理装置の交換部品
自動排泄処理装置のうち、肌に触れるレシーバーやチューブなど、使い回しに向かない部分です。
自動排泄処理装置の交換部品が要るのはこんなとき
自動排泄処理装置を借りると必ず要るのが、この交換部品です。本体は借りるもの、体に触れる部分は買うもの、と分かれています。
使い続けていると、ホースやカップが汚れたり、においが取れなくなったりします。そうなったら替える、という消耗品として考えます。
本体を借り始めるときに、部品も同時に手配します。あとから気づくと、本体だけ届いて使えない日ができます。
本体を入れてしばらく経ち、部品が傷んできたときに初めてこの品目のことを知る家庭が多くあります。買い替えが要ることを最初に知らないと、月々の見込みが狂います。本体を入れる時点で聞いておいてください。
借りるものか、買うものか
介護保険で買うもの(特定福祉用具販売)です。
制度の上での品目名は「自動排泄処理装置の交換可能部品」です。事業所のカタログやケアプランには この名前で載るので、見積書と突き合わせるときの手がかりになります。
使える要介護度
要支援1から要介護5まで、認定を受けていれば借りられます。
要介護度は市区町村の認定で決まります。今の区分が分からないときは、 介護保険被保険者証か、担当のケアマネジャーに確かめてください。
この品目に含まれるもの
告示で「自動排泄処理装置の交換可能部品」として扱われるのは、次のようなものです。 同じ名前で売られていても、この範囲から外れると介護保険は使えません。
- レシーバー
- チューブ
- タンク
自動排泄処理装置の交換部品の料金の目安
買うときの額はおよそ1万円〜3万円(1割負担なら1,000円〜3,000円)です。
特定福祉用具販売の枠は、4月から翌年3月までの1年で10万円です。この枠のなかで、かかった額の1割(所得により2割・3割)を払います。指定を受けた事業所から買わないと介護保険は使えません。
ここに書いた額は目安です。実際の額は機種と事業所によって変わり、負担の割合も所得によって1割・2割・3割と違います。契約の前に必ず見積もりで確かめてください。
自動排泄処理装置の交換部品を選ぶときに見るところ
本体を借りていることが前提
この品目は自動排泄処理装置と組み合わせて使うものです。本体を借りていない状態で部品だけを買っても、介護保険の対象になりません。
本体を借りている事業所で一緒にそろえると、型の合わないものを買う失敗がなくなります。
交換の頻度を先に見込んでおく
レシーバーやチューブは使い続ければ傷みます。どのくらいで交換するかによって、1年の費用が変わります。
販売の枠は年間10万円です。ほかに買う予定の用具があるなら、合わせて計算しておきます。
洗って使うのか、使い切りなのかで手間が変わる
同じ部品でも、洗って繰り返し使う前提のものと、汚れたら替える前提のものがあります。どちらなのかで、1年に買う数も、毎日の手間もまるで違います。
洗う前提のものは、乾かす場所と時間が要ります。1組しか無いと、洗っている間に使えません。替えを持つかどうかは、ここで決まります。
においが取れなくなったら替えどきです。洗っても残るようになったら、材質が傷んでいます。無理に使い続けると、皮膚のかぶれにつながります。
年間の枠を、何に使うかで考える
この部品を買うと、その年の特定福祉用具販売の枠を使います。同じ年に入浴用のいすや腰掛便座も買う予定があるなら、枠の取り合いになります。
何をいつ買うかを、年間で組んでください。年度の切り替わりの時期も含めて、ケアマネジャーに残りを確かめてもらえます。
自動排泄処理装置の交換部品を使うときに気をつけること
本体の型に合う部品でなければ使えません。ほかの型のものを流用しないでください。
洗って使い回せる部品と、使い捨ての部品があります。どちらなのかを取扱説明書で確かめないと、衛生の面で問題が出ます。
年間10万円の枠は、この部品もほかの品目と共通です。何度も替えると枠を使い切るので、年間でどれくらい要るかを事業所に聞いておきます。
傷んだ部品を使い続けると、漏れます。漏れた状態が続くと皮膚が荒れ、そこから床ずれにつながります。安く上げようとして替え時を延ばすのは、いちばん高く付く選び方です。
介護保険を使わずに買うとき
枠を使い切ったあとは全額が自費になります。年度は4月から翌年3月までなので、年度末に近い時期にまとめ買いをすると、翌年度の枠を使えず損をすることがあります。
本体を自費で借りている場合は、部品も自費です。本体と部品を合わせた月々の額で見積もりを出してもらってください。
部品の代金も、いったん全額を払ってあとから戻るのが原則です。市区町村に受領委任払いの登録を出している事業所から買えば最初から自己負担分だけで済みます。繰り返し買うものなので、この差が積み重なります。
自動排泄処理装置の交換部品を使い終わったら
買ったものなので手元に残ります。汚物に触れる部品なので、洗って乾かしてから、市区町村の分別に従って捨ててください。
本体を返したあとに残った部品は、別の機種では使えないことがほとんどです。取っておいても場所を取るだけになるので、事業所に相談してから決めてください。
自動排泄処理装置の交換部品のよくある質問
部品だけを買うことはできますか。
本体を借りていれば買えます。本体がない状態では介護保険の対象になりません。
1年に何回くらい買い替えるものですか。
使う頻度と、洗って使える型かどうかで変わります。年間10万円の枠に収まるかどうかに関わるので、契約する前に事業所へ見込みを聞いておいてください。
本体を返したら、残った部品はどうなりますか。
買ったものなので手元に残ります。ただし本体に合わせた型なので、別の機種を借りたときに使えるとは限りません。返す前に事業所へ相談してください。
洗って使い回せますか。
品物によって違います。使い切りの前提のものを洗って使うと、衛生の面で問題が出ます。取扱説明書で必ず確かめてください。
同じ年に何度も買えますか。
枠の残りがある限り買えます。ただし1年の上限は決まっているので、使い切ればその年は全額の負担になります。買う間隔の見込みを、事業所に聞いておいてください。
自動排泄処理装置の交換部品と一緒に使うことが多い品目
この品目の解説
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自動排泄処理装置の交換部品を買うには、 都道府県の指定を受けた特定福祉用具販売の事業所と契約します。全国で5,846件が特定福祉用具販売の指定を受けています。