事業所を替えるとき

選び方と使い方 / 2026-08-22 公開 / 約1,400字

福祉用具貸与事業所は、利用者が選べます。合わないと感じたら替えられますし、そのことで不利益を受けることはありません。ただし用具はいったん引き上げて入れ替えになるので、段取りは要ります。

替える理由になること

連絡がつきにくい、点検に来ない、説明があいまい、価格が納得できない、担当者と話が合わない。どれも替える理由になります。理由を説明する義務は利用者の側にはありません。

引っ越しで配達の範囲から外れた、扱っている商品のなかに合うものがなかった、という理由もあります。

手順はケアマネジャーを通す

ケアマネジャーに伝えると、新しい事業所の候補を示してもらえます。複数の事業所を示すことになっているので、そのなかから選びます。

新しい事業所が決まったら、その相談員が家に来て、あらためて体と家を見ます。前の事業所と同じ用具になるとは限りません。 扱っている商品が違えば、別の商品を勧められることがあります。

入れ替えの段取り

同じ日に引き上げと搬入をそろえられるかが要点です。介護ベッドのように、それがないと寝られないものは、間が空くと困ります。

両方の事業所とケアマネジャーで日程を合わせてもらってください。 難しい場合は、1日だけ他の手立てを用意することになります。

確かめること理由
引き上げと搬入の日間が空くと生活が止まる
同じ商品があるか慣れた操作を変えずに済む
月の区切り両方に料金が発生しないか
貸与計画書新しい事業所が作り直す
緊急連絡先新しい番号に更新する

複数の事業所を同時に使うこともできる

品目ごとに違う事業所から借りることは可能です。ある品目に強い事業所と、別の品目に強い事業所を組み合わせる形です。

ただし連絡先が増え、点検の日程もばらばらになります。手間が増えるので、よほどの理由がなければ1か所にまとめるほうが実際的です。

事業所を替えたことで、ケアマネジャーとの関係が悪くなることはありません。選ぶのは利用者の権利です。

替える前に、まず伝えてみる

不満の多くは、言えば直ることです。 訪問が少ない、説明が足りない、連絡が遅い。

言いにくければ、ケアマネジャーに間に入ってもらえます。 直接言う必要はありません。

伝えて変わらないなら、替える理由になります。 順番を踏んでおくと、次の事業所にも経緯を説明しやすくなります。

用具を引き継げるかどうか

同じ製品を扱っている事業所なら、同じものを続けて使えることがあります。

扱いがなければ、別の製品に替わります。 体に合わせ直すところからやり直しになります。

替える前に、いま使っている製品名と型番を控えてください。 貸与計画書に書かれています。

空白の日をつくらない

古い事業所が引き取り、新しい事業所が搬入する。この二つの日をそろえてもらってください。

ベッドや車いすが数日ない状態は、そのまま暮らしが止まります。

段取りはケアマネジャーが調整します。 日付を決めてから動いてください。

替えたあとに確かめること

新しい事業所と、貸与計画書を作り直します。 目標も改めて確認されます。

設定は前と同じにしてもらう必要はありません。この機会に合わせ直すほうが、良くなることがあります。

このサイトの市区町村ページで、地域のほかの事業所も見られます。 一軒で決めず、比べてから選んでください。

出典

制度の運用と自己負担の額は市区町村によって異なります。 最終的な確認は担当のケアマネジャーか市区町村の窓口へお願いします。

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