故障したときの連絡先と対応

選び方と使い方 / 2026-08-22 公開 / 2026-08-25 更新 / 約1,500字

介護ベッドが動かなくなった、車いすのタイヤがパンクした。借りているものが壊れたときは、修理の手配も費用も事業所が担うのが原則です。慌てずに、どこへ連絡すればよいかだけ押さえておいてください。

連絡先は事業所、ケアマネジャーではない

用具の不具合は、貸してくれている事業所に直接連絡します。ケアマネジャーを通す必要はありません。急ぐときほど、間に人を挟まないほうが早く動きます。

契約書に緊急時の連絡先が書かれています。冷蔵庫に貼っておくか、電話に登録しておくと、困ったときに探さずに済みます。

費用は原則として事業所が持つ

通常の使用のなかで起きた故障や、部品の消耗による不具合は、事業所の負担で直します。月々の貸与料に保守が含まれているためです。

落として壊した、水没させたといった場合の扱いは事業所によって違います。 契約書の該当箇所を確かめておいてください。多くの場合、話し合いで決められます。

直すあいだの代わりをどうするか

修理に時間がかかる場合、代わりの用具を出してもらえることがあります。介護ベッドやリフトのように、それがないと生活が止まるものは、代替品の手配を頼んでください。

在庫の有無で対応が変わります。 事業所を選ぶときに、代替品を出せるかどうかを尋ねておくと、こういうときに差が出ます。

夜間や休日の対応

24時間の連絡先を用意している事業所と、営業時間内のみの事業所があります。どちらかは契約のときに確かめておきます。

ベッドが動かなくなる、リフトが止まるといった故障は、その日の暮らしを止めます。生活が止まる用具を借りるなら、夜間に連絡できるかどうかを先に確かめてください。

状況まずやること
ベッドが動かない電源とコンセントを確かめ、事業所へ連絡
車いすがパンク使用を止めて事業所へ連絡
エアマットがしぼんだ停電の有無を確かめ、事業所へ連絡
異音がする使用を止めて連絡、無理に動かさない
けがをした医療機関へ、そのあと事業所とケアマネジャーへ
自分で分解して直そうとしないでください。安全の設計が崩れ、保証も受けられなくなります。

連絡するときに伝えること

いつから、どういうときに、どうなるのか。この三つがあると、来る前に部品を用意できます。

「動かない」だけでは、何を持って来ればよいかが分かりません。 直るまでの日数も延びます。

音がする、途中で止まる、片側だけ動かない。 具体的なほど早く片づきます。

直るまでの間、無理に使わない

途中で止まるベッド、効きの悪いブレーキ。だましだまし使うのがいちばん危険です。

代わりの用具を出してもらえるかを、連絡したときに聞いてください。 出せる事業所と、出せない事業所があります。

出せないなら、その間どうするかを一緒に考えてもらう。 使わずに済ませられる方法があることもあります。

繰り返し壊れるとき

同じ用具が何度も壊れるなら、その用具が合っていない可能性があります。

体重、使い方、置いている環境。製品の想定と合っていないと、壊れ続けます。

別の型に替えられないかを相談してください。 直し続けるより、替えるほうが早いことがあります。

記録を残す

いつ壊れて、いつ連絡して、いつ直ったか。簡単に書き留めておいてください。

対応が遅い、直らないという話をするときに、記録があると具体的になります。

事業所を替えるかどうかの判断にも使えます。 感覚ではなく、回数と日数で見られます。

出典

制度の運用と自己負担の額は市区町村によって異なります。 最終的な確認は担当のケアマネジャーか市区町村の窓口へお願いします。

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