災害に備えて用具をどうするか

暮らしの場面から / 2026-08-22 更新 / 約800字

電動ベッドも、体圧を分散させるエアマットも、電気で動いています。停電がどれくらい続くと何が困るのかを、あらかじめ知っておくことが備えになります。

停電で何が止まるか

電動の特殊寝台は、停電すると高さも背上げも動かせなくなります。多くの機種には手動で背上げを戻すハンドルが付いています。 どこにあるか、使い方はどうかを、いま確かめておいてください。

エアマットは、ポンプが止まると空気が抜けていきます。停電時に空気を保つ機能が付いた機種もあるので、担当の相談員に確認してください。

用具停電時
電動特殊寝台手動ハンドルで背上げを戻せる機種が多い
エアマット空気が抜ける。保持機能の有無を確認
電動車いすバッテリーの残量まで動く
移動用リフト手動で下ろす操作を確認しておく
自動排泄処理装置止まる。代わりの手立てを用意
認知症見守り機器止まる。通信も切れる

避難のときに持ち出すもの

車いす歩行器を避難所に持ち込めるかは、経路と避難所の状況によります。杖や簡単な歩行補助具だけでも持ち出せるようにしておくと、避難先で動けます。

常用している薬、お薬手帳、介護保険被保険者証。用具と一緒に置き場所を決めておいてください。

避難行動要支援者名簿

市町村は、自力での避難が難しい人の名簿をつくっています。登録しておくと、災害のときに地域の支援者に情報が渡ります。

登録は市町村の窓口か、地域包括支援センターで受け付けています。用具を使っていることも伝えておくと、避難所での配慮につながります。

福祉避難所を調べておく

介護が必要な人のための福祉避難所が指定されている市町村があります。どこにあるか、どう行くかを事前に調べておいてください。

一般の避難所では、ベッドがなく床に寝ることになる場合があります。 起き上がれない人にとっては、行き先の選び方が命に関わります。

停電が長引く見込みなら、事業所や市町村に連絡してください。代替の手立てを相談できます。

出典

制度の運用と自己負担の額は市区町村によって異なります。 最終的な確認は担当のケアマネジャーか市区町村の窓口へお願いします。

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