片麻痺があるときの用具選び
片麻痺があると、左右で状況が違います。同じ用具でも、どちら側に置くかで使えるかどうかが変わります。動くほうの側を軸に組み立てるのが基本です。
動くほうの側に用具を置く
手すりも介助バーも、動くほうの手で握れなければ意味がありません。ベッドの向き、便座の手すりの位置、いすの置き方まで、すべて動く側を基準に決めます。
部屋の模様替えが必要になることがあります。搬入の日に、どちら側から起き上がるかを一緒に確かめてください。
片手で操作できるか
両手を使う前提の用具は、片麻痺があると扱えません。ブレーキ、折りたたみ、高さ調整。すべて片手でできるかを確かめてください。
片手用に作られた自助具もあります。爪切り、まな板、開栓具など、暮らしの細かい場面を助けるものが市販されています。
車いすは片手片足でこげる型がある
動くほうの手と足を使って進める車いすがあります。座面が低めで、足で床を蹴って進めるようになっています。
自分で移動できることは、暮らしの自由さに直結します。 介助用の車いすで押してもらうだけにする前に、自分でこげる型を試してみる価値があります。
移乗は動く側から
ベッドから車いすへ移るとき、動くほうの側に車いすを置きます。動く手で肘掛けを握り、動く足で体を支えて回ります。
この向きを間違えると、介助する人が全部の重さを受けることになります。 リハビリの担当に一度見てもらうと、家族の負担が変わります。
麻痺した側の腕は、肩が外れやすくなっています。引っ張って介助しないでください。
出典
- 厚生労働省 介護保険制度における福祉用具貸与・販売の概要(PDF) 2026-08-22 確認
- 国立長寿医療研究センター 長い距離が歩けない 2026-08-22 確認
- テクノエイド協会 福祉用具 事故・ヒヤリハット情報 2026-08-22 確認
制度の運用と自己負担の額は市区町村によって異なります。 最終的な確認は担当のケアマネジャーか市区町村の窓口へお願いします。
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