浴室で転ばないために
浴室は、濡れて滑り、またぐ動作があり、体が温まって血圧が動く場所です。家のなかで最も事故が起きやすいところですが、用具で支えられる動作も多くあります。
動作ごとに支える
脱衣所で服を脱ぐ、浴室に入る、洗い場で洗う、浴槽をまたぐ、浴槽で座る、浴槽から立つ、出る。この一つずつに、支える道具があります。
入浴用いすは、洗うためだけでなく、休むためのものでもあります。 立ちっぱなしで洗うと、それだけで疲れて浴槽に入る力が残りません。
床の滑りは、道具より掃除で減ることがある
石けんかすと皮脂が積もると、床は滑ります。すのこや滑り止めマットを敷く前に、床を洗ってみてください。それで解決することがあります。
浴室内すのこは、段差をなくすためのものでもあります。 洗い場と脱衣所に段差があるなら、すのこで埋めると出入りが楽になります。これは入浴補助用具として買えます。
冬場の温度差に備える
寒い脱衣所から熱い湯に入ると、血圧が大きく動きます。高齢者の入浴中の事故は冬に集中しています。
脱衣所を暖める、浴室にシャワーで湯をまいて温める、湯の温度を41度以下にする、長湯をしない。用具をそろえることと同じくらい、この4つが効きます。
ひとりで入るときの備え
入る前に家族へ声をかける習慣をつけてください。用具は動作を支えますが、意識を失ったときには助けになりません。
浴室のドアは、外から開けられるようにしておきます。内側から鍵をかけないことを家のなかの決まりにしておくと、いざというときに助けられます。
出典
- 消費者庁 冬季に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください 2026-08-22 確認
- 消費者庁 みんなで知ろう、防ごう、高齢者の事故 2026-08-22 確認
- 厚生労働省 介護保険制度における福祉用具貸与・販売の概要(PDF) 2026-08-22 確認
制度の運用と自己負担の額は市区町村によって異なります。 最終的な確認は担当のケアマネジャーか市区町村の窓口へお願いします。
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