急に必要になったとき

相談する・手続きする / 2026-08-22 公開 / 2026-08-25 更新 / 約1,400字

骨折した、急に歩けなくなった、明日退院する。制度は本来ゆっくり進むものですが、暮らしのほうは待ってくれません。急ぐときに取れる道は三つあります。

三つの道

暫定のケアプランで保険を使いながら認定を待つ道、いったん自費で借りる道、市町村の独自の貸出制度を使う道です。どれを選ぶかは、認定がどれくらい出そうかの見込みで決まります。

急ぐ度合いによっても変わります。今日要るのか、来週までに要るのか。今日なら市町村の貸出か自費、来週までなら暫定のケアプランでも間に合います。

道費用注意
暫定ケアプラン認定が下りれば1割から3割軽い認定が出ると全額自己負担になる
自費レンタル全額認定後に保険へ切り替えられる
市町村の貸出無料か低額品目と数に限りがある
社会福祉協議会の貸出無料か低額地域によって有無が違う

暫定ケアプランの危うさ

認定を待たずに保険を使い始める方法です。認定が申請日にさかのぼって有効になる仕組みを使っています。

見込んだより軽い認定が出ると、超えた分が全額自己負担になります。 要介護2を見込んで介護ベッドを使い、要支援2が出た場合などです。この危うさを分かったうえで選んでください。

自費のほうが安く済むこともある

数週間だけ使うなら、自費で借りても金額はそれほど大きくなりません。保険を使えなかったときの負担と比べると、こちらのほうが読みやすい選択です。

認定が下りたあとに保険のレンタルへ切り替えられるかを、契約の前に確かめてください。 同じ事業所なら、同じ商品のまま契約だけを変えられることがあります。

市町村の貸出制度

車いす、歩行器、ベッドなどを一時的に貸し出している市町村があります。社会福祉協議会が行っている地域もあります。無料か低額で借りられます。

在庫が限られ、期間も決まっているのが一般的です。地域包括支援センターに、そうした制度があるかを聞いてみてください。

とりあえず在庫のある用具で始め、落ち着いてから合うものに入れ替える、という進め方が現実的です。

週末と夜間に当たったとき

市区町村の窓口も、多くの事業所も土日は動きません。

福祉用具の事業所には、休日でも搬入できるところがあります。 事前に聞いておくと、そのときに使えます。

金曜の夕方に困ることが、なぜか多い。 連絡先を先に控えておいてください。

退院が急に決まったとき

病院から「来週退院です」と言われることがあります。用意の時間がありません。

病院の相談員に伝えれば、退院を数日ずらす調整ができることがあります。

帰ったその日に必要なものだけ、先に入れる。 残りはあとから足せます。

借りられるまでの間の代わり

車いすなら、病院や施設が短期間貸してくれることがあります。

市区町村や社会福祉協議会が、貸し出しを行っている地域があります。

このサイトの市区町村ページから、地域の事業所をたどれます。 何軒か当たると、その日に動けるところが見つかります。

あとから保険に切り替える

保険を使わずに借り始めても、認定が出たあとに切り替えられます。

同じ事業所なら、用具を替えずに契約だけを切り替えられることがあります。

さかのぼって保険から支払われるわけではありません。 切り替えた日からです。

出典

制度の運用と自己負担の額は市区町村によって異なります。 最終的な確認は担当のケアマネジャーか市区町村の窓口へお願いします。

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