がんの療養を家で続けるとき

体の状態から考える / 2026-08-22 更新 / 約800字

がんの療養では、状態が数週間単位で変わることがあります。用具の入れ替えの速さがそのまま暮らしの質に響くので、あらかじめ体制を整えておくことに意味があります。

認定を早めに受けておく

40歳から64歳の人でも、がんで回復が見込めない状態にあると医師が判断した場合は、介護保険の対象になります。16の特定疾病の一つとして定められています。

状態が動いてから申請すると間に合いません。医師と相談して、早めに申請しておくほうが安心です。

変化の速さに追いつく体制

歩けていた人が数週間で寝たきりになることがあります。必要な用具がその都度変わるので、すぐ動ける事業所を選んでおくことが大事です。

担当の福祉用具専門相談員に、状態が変わりやすいことを最初に伝えてください。 次に要りそうなものの見当をつけておいてもらえます。

段階中心になる用具
まだ動ける手すり、杖、入浴補助用具
疲れやすいいす付き歩行車入浴用いす
歩行が難しい車いす介護ベッド
ベッドが中心床ずれ防止用具介助バー
自力で動けない体位変換器移動用リフト

痛みと姿勢

痛みのある場所によって、楽な姿勢が変わります。背上げの角度、脚の高さ、クッションの当て方。細かく調整できるベッドと用具のほうが、楽な形を見つけやすくなります。

痛みそのものは医療の領分です。訪問診療や訪問看護と、用具の側の調整を両方から進めてください。

家族の休みも組み込む

家で看ると決めても、家族が倒れては続きません。訪問看護、訪問介護、短期の入所最初から人の手を組み込んでおくことが、在宅を続ける条件です。

用具は、家族が担う量を減らすためにも使えます。リフト自動排泄処理装置は、そのための道具です。

状態が急に変わったときは、ケアマネジャーと訪問看護にすぐ連絡してください。用具の手配も同時に動きます。

出典

制度の運用と自己負担の額は市区町村によって異なります。 最終的な確認は担当のケアマネジャーか市区町村の窓口へお願いします。

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